平成28年度品川区予算が可決、成立しました。


皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さる3月23日開催された、品川区議会本会議にて、平成28年度
(平成28年4月1日~平成29年3月31日 )までの、品川区予算
一般会計1678億、特別会計758億、総額2437億の予算が「賛成多数」で
成立しました。
この予算には、今話題の「待機児童対策」や「地域包括ケアシステム」の実施計画
「防災ヘリポート整備」「町会、自治会活動支援条例」「いじめ防止条例」
「防犯カメラ、ランニングコスト助成」等、多くの政策実行が伴っており
38万区民生活の福祉増進は欠かせないものです。
その中でも「いじめ防止条例」の制定に「反対した」会派の理由が
「児童、生徒はいじめをしてはならない」の条例の一文が
「児童、生徒の自由な行動を制限するから反対」という事であり
「大切なことは児童、生徒がいじめに走るストレスを事前に解決することが重要」
であり
「条例を制定するよりも、そういったストレスを解決することに努力を傾注すべき」
との指摘でした。
では現実問題として「現場の教師」や「親」が100%の確率で「ストレス」を
発見し、対処出来る事が行われているでしょうか、私自身の経験でも「我が子」の
心の中を的確に把握することは大変困難です。
だからこそ、条例で「いじめをしてはならない」と規定すると考えます。
品川区では「いじめが原因と見られる、中学性の自殺」があり、議会を含め
総力を挙げ、いじめ根絶に取り組んでいる昨今、全会派一致で「いじめ対策条例」が
可決できなかった事は、大変残念でなりません。
そういった会派がある一方
品川区政を前進させる建設的意見も多くありました。
今年度の区政推進に向け
予算が可決した今、更に前進して参ります。