阪神、淡路大震災から今日で20年
皆様、いかがおすごしてじょうか?
朝から各種マスコミで報道されていますが
今日、1月17日、阪神、淡路大震災から20年になります。
改めてお亡くなりになられた方々のご冥福を心から祈念致します。
さて今日の「ヤフー」トップページは、大震災から20年として
震災の被害から学ぶ、防災対策の必要性を特集していました。
その中で
「南海トラフ、首都直下地震の発生する可能性が今後30年間で70%」とあり
震災への備えが一段と必要な事がわかります。
そして、大震災のデーターから
「震災による家具転等防止による圧死対策」
「木造密集地域の改善、改修」
「震災避難時の電気ブレーカー切断」等ありました。
これらは、震災時の厳しい現実から見出されたものであり
国、自治体は率先して「命」を守る対策を早急に対処すべきと考えます。
品川区では、私の提案により「災害対策基本条例」や
「我が家の防災ハンドブック全戸配布」「津波避難マップ作成」等行いましたが
大災害が発生した瞬間、区内の区職員、消防、警察、自衛隊等の総力を結集しても
36万区民、約18万世帯全戸に救助の手を差し伸べることは困難です。
ですから「自助」「共助」「公助」がその状況、タイミングに合わせて効果的に
発揮できる様、品川災害対策条例として制定しました。
最後に、阪神、淡路大震災の震源に近い「淡路島北淡町」では
多くの建物倒壊しましたが、震災による死者はゼロでした、その理由は
地域のコミュニティが深く
「あの家には一人暮らしの老人がおり、いつも2階の南端の6畳間に寝ている」と言った
個人のプライバシーに関する事柄までもが、地元消防団、青年団、自治会等が把握し
その情報を元に、発災直後高齢者等の救援を率先して行った結果であると聞きました。
これらの事実を元に、今一度自分の防災知識、自宅の防災対策を見直し
防災に向けた対処を更に前進していきたいと考えております。